颯斗「今日の議題は、今度行なう『星祭』についてです」
翼「ぬー、せいさい?」
一樹「翼は初めてだったな。…颯斗、説明してやってくれ」
颯斗「はいはい。もう、自分でやってくださいよ。…翼君、星祭というのは…」
月子「ちょっと待って。確か去年までは『星見祭』じゃなかった?」
「あ、それ私も気になってた。なんで名前変わったの?」
一樹「内容が変わったからだ。今年から、星見の後に時間ができたんだよ」
月子「時間…ですか?」
一樹「そ。普段交流のない科との親睦を深めるためだとよ」
「それで今日の議題になったんですね」
一樹「ああ。俺的には…」
翼「ぬがー!星祭って結局なんなのだー!」
「あ、ごめん、ごめん。えーと、星見祭っていうのは、簡単に言うと星見会の進化版なの。科の違う人達でグループを作って、グループで課題をこなす。課題って言っても殆ど遊びみたいなものだけどね。…はい、月子ちゃんバトンタッチ」
月子「え…ええ!?…えっと…か、課題が終わったらあとは自由なの。その日だけ寮の門限は気にしなくていいことになってて…大概皆屋上庭園で話してるよ」
颯斗「今年は課題終了の後に時間を貰ったんです。生徒会主催で何かを、と」
翼「ふーん…何するんだー?」
一樹「だから、これからそれを決めるんだろ」
翼「あれ、ぬいぬい不機嫌?」
一樹「お前が遮ったからだろ」
翼「俺は発明がしたいであります!」
一樹「無視か。無視なのか」
「諦めた方がいいですよ、ぬいぬい会長」
一樹「だから翼みたいな呼び方すんなって」
「イヤです。不知火会長よりぬいぬい会長の方が可愛いじゃないですか」
一樹「それなら、かず…」
翼「なぁー発明ー」
一樹「…おい、翼」
翼「発明したいー」
一樹「…」
颯斗「駄目です」
翼「ぬが!?」
月子「翼君、どうやって皆で発明するの…?」
翼「ぬぬぬ…」
一樹「お前は一年中なんか作ってるだろ」
「これ以上作られても置き場所がないし。翼、諦めて」
翼「ぬぬー…」
颯斗「一回仕切り直しましょう。『星祭』で何を行うか…一時間程度ですが」
「花火とか…駄目かな」
一樹「花火?」
「打ち上げ花火もやれば、皆で楽しめると思うんです」
颯斗「いいですね」
翼「ぬー…」
月子「季節外れの花火かぁ。なんだか面白そう」
翼「ぬぬー…」
一樹「じゃぁそうするか。花火の用意は俺がしとく」
翼「ぬがー…」
颯斗「どうしたんですか?翼君」
翼「鬼ごっこ…」
颯斗「は?」
翼「校内鬼ごっこ…」
「やりたいの?」
翼「…」
一樹「鬼ごっこねぇ…。それは誰が鬼なんだ?」
翼「みんな!ぬはは!」
月子「え?みんな?」
颯斗「それじゃぁ誰がおいかけられるんですか?」
翼「ー!」
「は!?私!?」
一樹「それいいな」
「は?」
一樹「追いかけられるなら生徒会メンバーだろ?夜久は体力ないし、お前だろ」
「会長がやればいいじゃないですか!」
一樹「俺は他にやることがあるからな」
「私、生徒会メンバーじゃないです!」
一樹「会議に参加してんだから一緒だろ」
「…会長が無理矢理連れてきたんじゃないですかっ」
月子「ちゃん、落ち着いて」
「だって…」
颯斗「大丈夫ですよ。生徒会が補助しますから」
「そら君まで…!」
翼「決定ー!」
一樹「ゲームには景品が付き物だよな」
「!!」
星祭〜二週間前〜
あとがき
なんか若干不知火寄り…?あれ、なんでだろ。
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