誉「そろそろ星見祭だね」
龍之介「そうですね」
梓「もうそんな時期でしたっけ」
「あれ?梓、星祭知ってるの?」
梓「翼が言ってました」
龍之介「む…、星祭ではなく、星見祭ではなかったか?」
誉「名前が変わったんだね。どうしてかな?」
「今年は生徒会の催しものがあるんです。中身は…まだ秘密です」
梓「僕知ってますよ。校内で鬼ごっ…むぎゅっ」
「ルール違反になるから言っちゃ駄目!」
梓「でも翼、言い触らしてましたよ。夜久先輩の幼馴染みに」
「…翼…秘密って言ったのに…」
誉「僕たちは教えてもらえないのかな?」
龍之介「気になるな」
「先輩…龍…」
梓「白状しちゃいましょう、先輩。吐いた方が楽ですよ?」
「え…何、私尋問中…?簡単に言うけど…ぬいぬい会長に怒られるんだよ?」
誉「一樹には僕から言っておくから。ね?」
「…えーっと…校内鬼ごっこ、です」
龍之介「…鬼ごっこ?」
梓「と言うより、『誰が先輩を捕まえるかゲーム』ですね」
龍之介「…は?」
誉「ずっと逃げるの?辛くない?」
「辛いですね。一応生徒会メンバーが補助してくれることになってますが…」
梓「翼、捕まえる気満々でしたけど」
「嘘!?」
龍之介「…駄目だ」
誉「そうだね。止めた方がいいと思うよ」
龍之介「お前は女子なんだ。何かあったらどうする気だ」
「んー…そこらへんは大丈夫な気がするの」
誉「何で?危ないよ」
「会長が『手ぇ出した奴は最低三ヵ月自宅謹慎にしてやる』って目ギラギラさせながら言ってましたから」
誉「ふふ…一樹らしいね」
龍之介「だからといって…」
梓「大丈夫ですよ。いざとなったら、先輩は僕が守りますし」
龍之介「だが…」
梓「宮地先輩は先輩を守りきる自信がないんですね」
龍之介「む…!そんなことは…」
梓「だってそうじゃないですか。だから今回のイベントを嫌がるんでしょう」
龍之介「…む」
「二人共止めて!そんな馬鹿みたいなことで言い争わないでよ」
梓「大切なことです。先輩は僕が守るんですから」
宮地「…お前こそ危ない」
梓「宮地先輩こそ!」
誉「二人とも止めてってば…。さんも言っていただろう。…うっ」
「誉先輩!」
梓・龍之介「部長!」
誉「だ…大丈夫…。それより、ケンカは止めて…」
「先輩、私胃薬取って来ます!」
誉「ごめん…僕の鞄あさっていいから」
梓「あ!先輩、僕も行きます!」
龍之介「おい、木ノ瀬…!」
誉「ごめんね、僕のせい…」
龍之介「ぶ、部長は気になさらないでください…が木ノ瀬と二人っきりですが…不可抗力ですし…」
誉「…………ごめん」







星祭〜二週間前〜







あとがき
この後ヒロインは真っ赤になって帰って来るに違いない。で、宮地がぶちキレると。



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